2000年度から続けていた琉球大学医学部医学科での歯科口腔外科の臨床講義を、2025年度も担当することになりました。これまでの経験に加え、最新の知識も取り入れながら、将来の医師となる学生たちにわかりやすく伝えられるよう努めていきます。

地域の皆様に安心・安全な医療を提供できると確信

神農先生は大阪大学をご卒業され、平成9年に大阪大学附属病院より琉球大学医学部歯科口腔外科学講座に招聘されました。顎関節症とインプラントをご専門とされ、在職中は外来医長として研究、教育に従事されておりました。現在も医学部の学生の講義も担当して頂いています。その経験に基づき、地域の皆様に安心、安全な医療を提供できると確信しております。さらに、琉球大学病院や各病院と迅速に、密接に連携できる専門医として、神農先生を御推薦いたします。

琉球大学大学院医学研究科
顎顔面口腔機能再建学講座
教授 中村博幸

きっと皆様にも満足していただける治療ができると思います。

ご覧の皆さんに神農先生を紹介したいと思います。私が、琉球大学医学部歯科口腔外科学講座の教授を在任中、講座の研究分野の口腔癌の術後の大きな顎骨の欠損症例に対して、食べる機能を回復する仕事を担当していただきました。 口腔癌の手術をした後にあごの骨がなくなり、入れ歯が安定せず、噛むことができなくなった患者さんに耳鼻科や整形外科の先生と協力して腸骨(腰の骨)、肩甲骨(背中の骨)、腓骨(足の骨)からあごに骨を移植(骨造成)してインプラント治療を行なって噛めることができるようにしていただきました。このようにして口から食べる機能をとり戻すことができ、患者様は大変喜んでおられます。このような高度な治療ができる先生だからこそ、きっと皆様にも満足していただける治療ができると思います。皆様どうぞよろしくお願いします。

愛知学院大学 客員教授
新崎 章

手前左 スーパーバイザー : 新崎教授  術者:神農 手前右:当院主任衛生士の佐久川

『常に患者さんへ最善の治療を』と努めてこられました。

神農先生は、琉球大学大学院医学研究科で私の研究室(分子遺伝学教室)で、酸化ストレスが肝臓の薬物代謝酵素に与える影響や顎関節症における酸化ストレスについての研究に従事されていました。臨床で患者さんの治療を行いながら週末の休みの時間を利用して熱心に研究をされ、その成果は研究論文としてライフサイエンスやニューロサイエンスなどの科学雑誌に掲載され、医学博士の学位を授与されました。さらに顎関節症の分野では文部科学省から科学研究費を授与されるなど研究者として高く評価されました。このような研究マインドをもった神農先生は歯科口腔外科の臨床の場でも常に患者さんへ最善の治療をと努めてこられました。このたび、神農先生が顎関節症とインプラント治療に特化したデンタルオフィスを開業されました事、大変うれしく、また期待いたしております。

琉球大学名誉教授
沖縄科学技術大学院大学(OIST)理事
安仁屋洋子

9th International Congress of Toxicology in Brisben にて学位論文
Activation of rat liver microsomal glutathione S-transferase by gallic acid
Etsuki Shinno, Yoko Aniya Life Sciences 78,99-106 (2005) 発表